「Exome 2.0」を販売開始

Twist Bioscience（以下Twist）は、ゲノムのタンパク質コード領域と非コード領域を最も包括的にカバーするとともに、シーケンスコストを削減する業界最高クラスの性能を備えた「Exome 2.0」の販売を開始します。

Twist Exome 2.0は、希少疾患、遺伝性疾患、生殖細胞系列のがんの原因となる遺伝子を包括的に網羅した、精査されたコンテンツを持つエクソームパネルです。Exome 2.0は、主要な遺伝子データベース（RefSeq、CCDS、GenCode、Clinvar、ACMG73など）から得られるタンパク質コーディング領域を業界最高クラスのレベルでカバーしているほか、臨床的に関連性の高いノンコーディングの病原性バリアントや病原性の可能性が高いバリアントもカバーしています。この新しいエクソームパネルの概要を、2021年10月14日（木）の日本人類胃遺伝学会第66回大会 第28回日本遺伝子診療学会大会 合同開催ランチョンセミナー（Twist Bioscience）にて紹介しました。

Twistのエクソームパネルは、より完全なカバレッジを実現する二本鎖DNAプローブであり、特定のニーズに合わせてパネルをカスタマイズすることができ、Twistのライブラリ調製およびターゲットエンリッチメントのワークフローに対応しています。Twist Exome 2.0は、今年に入り発売された酵素による断片化キット（EFキット2.0）と連携することで、比類ないパフォーマンスと効率を提供します。さらに、高速ハイブリダイゼーション（4時間以内）または新しい標準ハイブリダイゼーション（一晩）のv2試薬により、ワークフローの柔軟性を提供しながら、幅広い用途に合わせたカスタマイズが可能です。完全に自動化されたワークフローで、現在市販されているエクソームよりも高い均一性とオンターゲット率を示し、ドロップアウトやDuplicate率の低い、より良いデータを得ることができ、シーケンスコストもさらに削減することができます。

Twistは、今回のExome 2.0の販売と合わせて、柔軟性の高いカスタマイズの様々なオプションを提供し、病気の根源を特定しようとするゲノミクス研究者をサポートします。また、発売記念お試しキャンペーンを実施します（2021年11月24日（水）〜2022年2月25日（金）まで）。Twistは今後も、高品質で業界最高クラスのライフサイエンスツールのポートフォリオを拡大し続けます。

Twist Exome 2.0の詳細については、下記の英文サイトからご確認いただけます：
https://www.twistbioscience.com/products/ngs/fixed-panels/exome2

このニュースの詳細は下記の英文記事をご覧ください：
https://investors.twistbioscience.com/news-releases/news-release-details/twist-bioscience-launches-exome-20-genomics-research