GPCRの人工合成抗体ライブラリおよび抗体の最適化ソフトウェアの使用権利について

Twist Bioscience(以下Twist)は、Distributed Bio社と共同で開発してきたG共役タンパク質受容体(GPCR)ライブラリと、これらの抗体の最適化に関するソフトウェアの権利の行使について発表しました。

Twistは、2016年からDistributed Bio社との協業を開始し、特にこの2年間、GPCRライブラリと抗体最適化のソフトウェアを当社のシリコンベースのDNA合成プラットフォームと組み合わせて使用してきました。このライブラリとソフトウェアは、TwistとDistributed Bio社との間で共同開発されたものですが、このたび、Twist社はGPCRをターゲットとする抗体ライブラリと抗体の最適化(Twist Antibody Optimization;TAO)に関する全ての権利を行使することになりました。

GPCRライブラリをベースに、当社は様々な抗体探索用の人工合成ライブラリを幅広く作製しており、「ライブラリ・オブ・ライブラリ」には、様々な抗体フラグメントの骨格構造(scaffold)や、異なる由来の完全ヒト抗体配列を有する抗体ライブラリが含まれています。各ライブラリには100億個以上の抗体が含まれており、堅牢で差別化された探索用抗体の提供が可能です。ひとたびリード抗体の候補が同定されると、または既存の抗体に対して、Twist Biopharma部門はTAOを活用して、薬物動態、薬力学、結合性などの特性を改善するべく、リード化合物を最適化します。

詳細は下記の英文記事をご覧ください:
https://investors.twistbioscience.com/news-releases/news-release-details/twist-bioscience-exercises-option-purchase-custom-designed