2021.1 英国のSARS-CoV-2変異株の合成RNAコントロールの出荷を開始

Twist Bioscience社(以下、Twist)は本日、英国で確認された変異株を含む新しいSARS-CoV-2合成RNAコントロールの出荷を開始しました。

この新しい株(B1.1.1.7系統、調査中の変異株 VUI-202012/01)は、スパイク蛋白質とウイルスゲノムの領域に複数の変異を含んでいます。COVID-19アッセイで広く使用されているRT-PCRプローブの中には、スパイク蛋白質をコードするS遺伝子を検出できないものがあります(アッセイ結果が偽陰性になる可能性があります)。この特定の変異に対する合成コントロールを提供することで、アッセイプロトコルの見直しや更新が効率的に進み、SARS-CoV2感染症のアッセイで偽陰性の結果が出る可能性を回避することが期待されます。このRNAコントロールは、Twistのシリコンプラットフォームを用いたDNA合成により製造しています。

2020年3月、Twistは、SARS-CoV-2アッセイに利用可能な次世代シーケンス(NGS)および逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)アッセイの開発のためのポジティブコントロールとして、SARS-CoV-2合成RNAコントロールの発売を開始しました(武漢型およびオーストラリア)。これらのコントロールは、世界中の多くの異なるアッセイで開発における利用が行われており、コピー数を別途明確にすることで、検出限界、日々の検査変動のモニタリングに使用できます(TwistのSARS-CoV-2コントロールは、米国食品医薬品局(FDA)のウェブサイトに参考マテリアルとして掲載されています)。Twistはその後、ウイルスの進化をカバーする形で、様々な変異型のSARS-CoV-2コントロールを追加発売し、また品質管理の見直しを継続的に進めることで、健康と持続可能性を向上させる価値ある製品の提供を続けています。

Twistの合成コントロールは、特定のSARS-CoV-2バリアントに基づいて設計されており、ウイルスの全ゲノムをカバーし、NGSにより配列が確認されています。SARS-CoV-2のさらなるバリアントや異なる納品形態に興味をお持ちのお客様には、カスタマイズ製品としてコントロールを提供することができます。単独で、または当社のSARS-CoV-2 NGS RUOアッセイと組み合わせて使用することで、SARS-CoV-2の全ての核酸配列を同定することができ、ウイルスの進化をモニタリングしたり、集団規模の監視を行うための貴重な研究ツールとなります。Twistが提供する感染症関連ツールには、SARS-CoV-2のNGS分析の他にも、より広範な呼吸器パネル、包括的なヒトの病原体ウイルスを含むパネルなどのNGSツールも含まれます。

詳細は下記の英文記事をご覧ください:
https://investors.twistbioscience.com/news-releases/news-release-details/twist-bioscience-begins-shipping-synthetic-rna-controls-uk

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