協賛:第43回日本分子生物学会年会

Twist Bioscienceは、第43回日本分子生物学会年会プログラムの一貫として、バイオテクノロジーセミナー(ウェビナー)をランチタイムにライブ配信しました。

招待講演タイトル ヒト細胞におけるRNA分解制御~その分子基盤とRNA医薬への応用~
RNA分解は遺伝子発現量の制御およびRNA品質管理において重要な役割を果たしている。本発表では、哺乳動物細胞のRNA分解制御について発表者らの成果を交えて紹介する。また、近年注目されるRNA医薬への応用についても議論したい。応用の観点から、発表者らはFate-seqという超並列化DNA合成プラットフォームをベースにRNAの分解を網羅的に測定する手法を開発した。この技術はSARS-Cov2のゲノム機能の解析にも活用できるため、その例を紹介した。

企業講演タイトル 未来を創る:あなたの最高の研究アイデアを可能にするDNAツール
Twist Bioscience社は、シリコンベースの超並列化DNA合成プラットフォームにより、合成生物学やゲノミクスの研究者の皆様に低コストで研究を加速させるツールを提供しています。本講演では、COVID19に関連した製品群(合成RNAコントロール、呼吸器疾患NGSパネル、抗SARS-CoV2-抗体など)をご紹介しました。また、分子進化学やタンパク質工学に有用なSpread-Out Low Diversity (SOLD)ライブラリなどTwist変異導入プラットフォームなどについてもご紹介いたしました。

秋光先生からは、RNAの分解と合成の速度を網羅的に測定可能なDyrec-seq、RNA分解に依存する遺伝子発現のシュミレーション、RNAの質と量の制御、ノンコーディングRNAを発現する人工遺伝子(Twist Clonal Geneの使用事例)、自然界のウイルスのライブラリ作成(Twist Oligo Poolの活用)、最近注目するmRNA医薬を用いた治療などについて、最新の動向をお話しいただきました。

録画を用意しております。本セミナーの再視聴をご希望でしたら、以下のリンクへアクセスから可能です:
#WeMakeDNA – Synthetic Biology for the Study of Infectious Diseases