正確な検査の開発に向けてSARS-CoV-2デルタ(B.1.617.2)変異株の合成RNAポジティブコントロールの出荷を開始

Twist Bioscience(以下Twist)は、インドで初めて確認され、世界中で急速に広がっているSARS-CoV-2デルタ(B.1.617.2)およびB.1.617.3変異株の合成RNAコントロールの出荷を開始しました。

先週、WHOは「国、地域、世界規模での努力にもかかわらず、パンデミックは終わりに近づいていない」と指摘しました。多くの国でワクチン接種率が低下しており、デルタ型に特有のCOVID症例が急増しています。Twistは、合成DNAの製造および研究開発能力をCOVID-19パンデミック対策に活用し、ウイルスが進化し続ける中で重要なツールを提供する努力を続けています。

増え続けるポジティブRNAコントロールに加えて、TwistはSARS-CoV-2 NGSパネル、幅広い感染症を同時にアッセイする呼吸器病原体NGSパネル、および感染症NGSパネルを提供しています。

2020年3月、Twistは、SARS-CoV-2アッセイに利用可能な次世代シーケンス(NGS)および逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)アッセイの開発のためのポジティブコントロールとして、SARS-CoV-2合成RNAコントロールの発売を開始しました(武漢型およびオーストラリア)。これらのコントロールは、世界中の多くの異なるアッセイで開発における利用が行われており、コピー数を別途明確にすることで、検出限界、日々の検査変動のモニタリングに使用できます(TwistのSARS-CoV-2コントロールは、米国食品医薬品局(FDA)のウェブサイトに参考マテリアルとして掲載されています)。Twistはその後、ウイルスの進化をカバーする形で、様々な変異型のSARS-CoV-2コントロールを追加発売し、また品質管理の見直しを継続的に進めることで、健康と持続可能性を向上させる価値ある製品の提供を続けています。Twistが提供するSARS-CoV-2 RNAの最新リストは、Twistが提供する感染症関連ツールから確認いただけます。

Twistの合成コントロールは、特定のSARS-CoV-2バリアントに基づいて設計されており、ウイルスの全ゲノムをカバーし、NGSにより配列が確認されています。SARS-CoV-2のさらなるバリアントや異なる納品形態に興味をお持ちのお客様には、カスタマイズ製品としてコントロールを提供することができます。さらに、TwistのSARS-CoV-2 NGS RUOアッセイやRespiratory Researchパネルと組み合わせて使用することで、ウイルスの進化をモニタリングしたり、集団規模の監視を行うための貴重な研究ツールとなります。

合成コントロールを購入されるお客様は、Twistの主要なバイオセキュリティスクリーニングプロトコルおよび適用される法律や規制の対象となります。

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詳細は下記の英文記事をご覧ください:
https://investors.twistbioscience.com/news-releases/news-release-details/twist-bioscience-now-shipping-synthetic-rna-positive-controls